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コインベースのビットコインプレミアムが断続的にプラス転換:機関投資家の売り圧力が緩和か

ニュース概要

CoinGlassのデータによると、コインベースのビットコインプレミアム指数は8月22日以降、断続的にプラスに転じています。8月22日の06:00と11:00、および8月23日の03:00には、指数はそれぞれ0.0058%、0.0032%、0.0041%を示しました。この指数は、コインベース(USDペア)とバイナンス(USDTペア)のビットコイン価格差を測定し、機関投資家と個人投資家の需要の指標として機能します。

分析:機関投資家のフローの微妙な変化

コインベースのビットコインプレミアム指数は、コインベースが機関投資家、特にUSD取引ペアを利用する投資家の主要な取引所であるため、市場参加者が注視する指標です。プラスのプレミアムは、ビットコインがバイナンスよりもコインベースで高い価格で取引されていることを示し、機関投資家からの買い圧力が強いか、売り圧力が弱いことを示唆します。

8月22日以降の断続的なプラス圏(その規模は0.003%〜0.006%程度と小さいものの)は、ここ数週間見られた持続的なマイナスプレミアムとは対照的です。7月末から8月中旬にかけての市場調整期間中、この指数は頻繁にマイナス圏に落ち込み、ビットコイン価格を7万ドルから5万5千ドル未満に押し下げる一因となった激しい機関投資家の売りを反映していました。

最近のプラス転換は、たとえ一時的であっても、攻撃的な機関投資家のデレバレッジが勢いを失いつつあることを示唆しています。これは他のオンチェーンシグナルとも一致しています。取引所への流入は鈍化し、コインベースのBTC残高は過去48時間でわずかに減少しており、クジラが売却ではなく蓄積していることを示唆しています。

しかし、プレミアムは持続せず、その規模もごくわずかです。これは、売り圧力は緩和しつつあるものの、まだ強い機関投資家の買いの波は来ていないことを示しています。市場は、売り手が消耗しつつも買い手が慎重な「移行ゾーン」にあります。

より広範な市場への影響

  • 短期的なボラティリティ:プレミアムが持続しないため、ビットコインは特に米連邦準備制度理事会(FRB)の議事録などのマクロイベントが控えている中で、不安定な取引が続く可能性があります。
  • 底値形成の可能性:歴史的に、持続的なマイナスから断続的なプラスへの移行は、局所的な底値の前に発生しています。この傾向が続けば、5万5千ドルが強力なサポートとして維持される可能性があります。
  • 機関投資家のセンチメント:マイナー、ETF、大口保有者などの売り圧力の緩和は、価格を抑えていた重しを取り除きます。

今後の見通し

トレーダーは、特に米国取引時間中にプレミアムがゼロ以上を維持できるかどうかを注視すべきです。0.01%以上の持続的なプラスプレミアムは、より決定的な機関投資家の買いを示すでしょう。逆に、マイナス圏に戻れば、売り圧力が完全には終わっていないことを示します。

さらに、8月30日に迫るオプション満期や、スポットイーサリアムETFの承認可能性が機関投資家のフローに影響を与える可能性があります。プレミアムが週末にかけてプラスを維持すれば、6万ドルへの回復を試みる土台が整うかもしれません。

現時点では、データは希望の兆しを示していますが、確証ではありません。慎重な投資家はこれを早期指標として扱い、積極的にポジションを取る前に、出来高や注文フローのデータからのさらなる裏付けを待つべきです。

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