Stand With Crypto、2026年議会選挙に向けた第1弾の支持候補を発表
TREE NEWS 報道: Coinbaseが立ち上げたアドボカシー団体Stand With Cryptoは、次期米国議会に向けた最初の支持候補リストを公表し、両党の候補者を支援する方針を示した。上院候補としては、オハイオ州共和党のジョン・ヒューステッド氏、アイオワ州共和党のアシュリー・ハインソン氏、ニューハンプシャー州民主党のクリス・パパス氏を支持し、下院候補としてはアイオワ州のマリアネット・ミラー=ミークス氏やアラバマ州のショマリ・フィギュアズ氏などを挙げている。
この支持表明は、2026年中間選挙後に民主党が両院を奪還する可能性を示す世論調査結果が出る中で行われた。そうなれば、議員たちのデジタル資産法制へのアプローチが大きく変わることになる。
CLARITY法が停滞した理由
このタイミングは偶然ではない。今月初め、共和党が上院を支配する中で、下院を超党派の支持で通過した市場構造法案「デジタル資産市場明確化法(CLARITY法)」は、上院のフィリバスターを打破するために必要な60票を確保できなかった。この失敗は業界にとって厳しい現実を浮き彫りにした。すなわち、下院での有利な議席数だけでは、広範な超党派の賛同なしに上院の手続き上の壁を乗り越えられないということだ。
Stand With Cryptoのリストはその教訓を反映している。パパス氏やフィギュアズ氏のような民主党員と共和党員を同時に支持することで、この団体は暗号資産政策が純粋に党派的なプロジェクトではないことを示し、単一政党の議員連盟ではなく、議会の壁に耐えうる持続的な連合を築く意図があることを示唆している。
業界にとっての意味
- 市場構造が依然として最大の争点。 CLARITY型の枠組みは、トークンが証券なのか商品なのかを明確にするもので、この問いは長年にわたり執行措置や訴訟を引き起こしてきた。
- 下院の算数より上院の算数が重要。 60票の閾値により、上院が持続的な暗号資産法にとって真のボトルネックとなっている。
- PAC資金はエスカレートしている。 CoinbaseのFairshake関連団体や同盟のスーパーPACは、予備選を動かす力をすでに示しており、2026年サイクルでは暗号資産に友好的な候補者への記録的な支出が見込まれる。
- 規制緩和は立法なしでも訪れる可能性。 法律がなくても、機関の指導者人事や規則制定がコンプライアンス環境を変える可能性がある。
今後の道のり
もし民主党が実際に議会を奪還すれば、業界の戦略は試されることになる。支持候補リストの価値は、それが築く関係性の大きさにかかっている。本当の問いは、暗号資産業界が選挙支出を立法文言に変換できるかどうか、特に単一の議員が法案を停滞させられる上院においてである。今のところ、Stand With Cryptoは、党派への忠誠ではなく超党派性こそが規制の明確化への最短経路だと賭けている。




