聯詢儀器、AI駆動の光需要で上半期利益903%急増
TREE NEWS 報道: 中国のSTAR市場の「キング株」聯詢儀器は、上半期の好調な業績を発表した。AIとデータセンターのブームによる高速光通信製品の需要急増を背景に、売上高と純利益は前年同期比で数倍に拡大した。
何が起こったか
同社の届出によると、2026年上半期の売上高は15億3100万元に達し、前年同期の4億9600万元から208.71%増加した。株主に帰属する純利益は903.00%増の5億6700万元、非GAAP純利益は944.35%増の5億6200万元となった。営業キャッシュフローは5億4800万元と大幅にプラスに転じ、前年同期はマイナスだった。また、資本剰余金からの株式配当(10:4.8)を発表したが、現金配当や無償交付はない。
同社は成長の要因として、AI技術の発展、世界的な計算能力需要の高まり、データセンター建設の加速を挙げ、これらが高速光通信製品や光モジュール・チップ向け試験装置の需要を喚起したとしている。
市場への影響
聯詢の好業績は、AI駆動のデータセンター向け重要インフラを供給する企業の収益力を示している。同社株は4月の上場以来199%以上急騰し、8月26日には1株あたり2,259元で終値をつけ、時価総額2,319億元の最高値A株となった。この結果は、中国の他の光通信・試験装置関連銘柄や世界の同業他社のセンチメントを押し上げる可能性がある。
債券市場への直接的な影響は限定的だが、テックセクターの堅調な企業収益のシナリオを強化する。暗号資産や商品市場への影響は間接的だが、AIへの設備投資の持続はデータセンターで使用される産業用金属やエネルギーの需要を支える可能性がある。為替市場では、テック輸出が堅調を維持すれば中国元に小幅な支援となる可能性がある。
投資家向け重要ポイント
- 収益成長:売上高2倍に対して純利益9倍の成長は、大きな営業レバレッジと価格決定力を示している。
- AI需要は現実的:AIインフラ投資がニッチな機器メーカーの具体的な収益に結びついていることを確認。
- バリュエーションへの注意:4ヶ月で株価が約200%上昇しており、良いニュースは織り込み済みかもしれない。受注の持続性と利益率の動向に注目すべき。
- 流動性向上:株式資本化の増加により流動性が向上し、機関投資家の参加が増える可能性がある。



