中国、暗号資産投資をめぐりCreditEase関連企業を摘発
TREE NEWS 報道: 中国当局は、唐寧氏が設立した資産管理会社CreditEaseの関連企業に対し、違法な事業活動の疑いで刑事捜査を開始した。実際の支配者を含む複数の容疑者が刑事強制措置の対象となっている。かつて著名なフィンテック企業であったCreditEaseは、CircleやMatrixportといった主要な暗号資産プロジェクトに投資し、シンガポール法人を通じてシンガポール金融管理局(MAS)のライセンスを保有していた。
規制上の影響
この捜査は、香港やシンガポールが独自の暗号資産枠組みを進める中でも、北京がデジタル資産へのエクスポージャーを持つ金融機関に対する監視を続けていることを示唆している。現在上場企業であるステーブルコイン発行体Circleや、主要な暗号資産金融サービスプラットフォームであるMatrixportへのCreditEaseの関与は、伝統的金融と暗号資産がいかに密接に絡み合っているかを浮き彫りにしている。この事件は、他の中国の資産管理会社が暗号資産関連事業への配分を控える要因となる可能性がある。
Kraken、UAEでVARAの完全承認を取得
対照的な規制の動きとして、暗号資産取引所Krakenの親会社であるPaywardは、ドバイの仮想資産規制局(VARA)から完全な市場承認を取得した。KrakenはUAEでスポット、マージン、ステーキングサービスを開始し、中東が暗号資産に友好的なハブとして台頭する新たなマイルストーンとなる。この承認により、Krakenは明確な規制枠組みの下で包括的な製品群を提供することが可能となり、地域の機関投資家や個人投資家を引き付ける可能性がある。
企業財務の動き
Strategy(旧MicroStrategy)はビットコイン保有量を848,250 BTCに増やし、総コストは約640億ドルに達した。同社は十分な現金準備を維持しており、長期的な信念を強めている。一方、BitMineはイーサリアムを積極的に蓄積し、現在6,028,900 ETHを保有しており、目標のほぼ5%に達している。これらの動きは、規制上の逆風にもかかわらず、暗号資産に対する機関投資家の根強い需要を浮き彫りにしている。
機関投資家向けインフラの拡大
スタンダードチャータードは、RippleのRLUSDステーブルコインのカストディサービスを機関投資家顧客に提供し、LMAXの担保枠組みに含める計画である。この統合により、RLUSDの伝統的な取引所での有用性が高まる。さらに、Ledgerは最近のCryptoBilis事件が東南アジアの販売代理店にのみ影響を与えることを明らかにし、ユーザーに対し正規チャネルのみからハードウェアウォレットを購入するよう助言している。
今後の展望
中国における規制強化とUAEにおける進歩的なライセンス供与という二重の物語は、暗号資産を取り巻く世界の分断された状況を浮き彫りにしている。中国当局は金融リスクに対して警戒を続ける一方、ドバイなどの管轄区域はイノベーションの安全な避難所としての地位を確立しようとしている。CreditEaseの事件は、暗号資産関連の人材と資本がより寛容な環境へ移行する動きを加速させる可能性があり、Krakenの拡大は規制された暗号資産市場に対する機関投資家の信頼の高まりを示している。RLUSDのようなステーブルコインが担保システムで存在感を増すにつれ、伝統的金融とブロックチェーンの融合はさらに深まっている。




