速報:SECの暗号資産カストディ規則改定がホワイトハウスに到達
TREE NEWS 報道: BeInCryptoの報道によると、米国証券取引委員会(SEC)は、暗号資産カストディ規則の改定案を正式にホワイトハウス行政管理予算局(OMB)に審査のため送付した。この動きは、規制緩和の指定を受けており、現政権下でのデジタル資産に対するより柔軟なカストディ基準への移行の可能性を示している。
業界への影響
元SEC委員長のゲイリー・ゲンスラー氏の下で提案された既存のカストディ規則は、従来のブローカー・ディーラーのカストディ要件を暗号資産に拡張しようとするものだったが、多くの業界関係者は、ブロックチェーンに基づく証券には非現実的だと主張していた。新しい改定案は、こうした懸念を認識し、適格カストディアン、資産の分離、監査証跡に関する要件を緩和する可能性がある。
主な影響は以下の通り:
- コンプライアンス負担の軽減: 小規模な暗号資産企業や登録投資顧問(RIA)は、カストディ義務が軽減され、運用コストが削減される可能性がある。
- 機関投資家の参加拡大: より明確で柔軟な規則は、厳格なカストディ義務に慎重な伝統的な金融機関を引き付ける可能性がある。
- 潜在的なリスク: 批判者たちは、基準の緩和が顧客資産の流用や損失のリスクを高め、投資家保護を損なう可能性があると警告している。
今後の見通し
OMBの審査は、連邦規則制定プロセスにおける重要なステップである。承認されれば、SECは最終規則を公表し、コンプライアンスのための移行期間が設定される可能性が高い。市場関係者は、最終版がイノベーションと保護のバランスを取り、規範的な義務ではなく原則ベースのアプローチを採用する可能性があると見ている。
暗号資産業界にとって、この動きは規制の実用主義を示す歓迎すべき兆候である。しかし、規則の最終的な影響はその詳細、特に「適格カストディ」の定義や、自己カストディや分散型金融(DeFi)構造に対応するかどうかに依存する。ホワイトハウスが提案を審査する中、関係者は競争環境を再形成する可能性のある新しいカストディ規制の時代に備えるべきである。



