江卓爾:RWAはブロックチェーン最大の社会的価値、イーサリアムが最も恩恵を受ける
TREE NEWS 報道: ライトコインプール(LTC.TOP)の創設者で、中国の著名な暗号資産マイナーの江卓爾氏は、今サイクルでETHのみを保有するという自身の判断を擁護し、現実世界資産(RWA)のトークン化がブロックチェーンにとって最も重要な社会的価値であり、イーサリアムがそれを最もよく捉える立場にあると主張した。同氏は声明で、ビットコインの最大のリスクは量子攻撃ではなく、実際の利用需要の不足であり、特に米国株などの世界的資産がオンチェーンへ移行し続ける中でそれが顕在化すると述べた。
主なポイント
- 江氏は、RWAトークン化がブロックチェーン採用の次の波を牽引すると考えている。
- 成熟したスマートコントラクトのエコシステムと機関投資家の関与により、イーサリアムを主要な受益者と見ている。
- ビットコインの長期的リスクは量子コンピューティングのような技術的脅威ではなく、現実世界での実用性の不足だと警告している。
業界分析
江氏の発言は、RWAトークン化が勢いを増す中でなされたもので、主要な金融機関がマネーマーケットファンド、債券、株式のオンチェーン版を模索している。ロック総額で最大のスマートコントラクトプラットフォームであるイーサリアムは、こうした資産の自然な受け皿だ。しかし、Solanaや許可型の機関投資家向けネットワークなど、他のチェーンとの競争は激化している。江氏の見解はまた、高まる議論を浮き彫りにしている。ビットコインはデジタルゴールドとして広く見なされているが、プログラマビリティと現実世界のユースケースの欠如は、業界が実用性主導のモデルへ移行した場合、その長期的な価値提案を制限する可能性がある。
同氏の立場は、暗号資産市場が成熟するにつれて、一部のマイナーや投資家がイーサリアムや他のスマートコントラクトプラットフォームへ分散する広範なトレンドを反映している。米国での現物ETH ETFの最近の承認と伝統的資産のトークン化の進展は、このナラティブをさらに裏付けている。それでもなお、イーサリアムはスケーラビリティの問題や規制の不確実性など独自の課題に直面しており、機関投資家の採用を鈍らせる可能性がある。
今後の展望
RWAトークン化が予想通り加速すれば、イーサリアムは価値の保存手段としても、取引手数料やステーキングのためのユーティリティトークンとしても、そのネイティブ資産に対する大きな需要が見込まれる可能性がある。しかし、結果は規制の明確化と、セキュリティを損なわずにスケールするイーサリアムの能力にかかっている。一方ビットコインは、その支配力を維持するために、投機を超えたより強力なユースケースを開発する必要があるかもしれない。江氏の発言は、進化する暗号資産の状況において、最終的には実用性がブランド認知を上回る可能性があることを思い起こさせる。




