Metaは広告でGoogleに追いつきつつある。ウォール街が好む銘柄は?
TREE NEWS 報道: Meta Platforms(META)は、最新四半期の広告収入が27%増の594億ドルとなり、Alphabet(GOOGL)のGoogle検索(広告売上646億ドル)との差を縮めた。この印象的な成長にもかかわらず、Metaの株価は最近圧力を受けている。一般的な見方はAIインフラへの設備投資の高騰を非難するが、詳しく見ると実際の問題は別の場所、具体的には減価償却費の増加と利益率の圧縮にある。
ニュース概要
Metaの広告事業は、AI駆動の広告ターゲティングとリールの収益化に牽引され好調だ。しかし、投資家がインフラ費用と減価償却費の増加による総費用の前年比42%増に注目したため、決算発表後に株価は下落した。Alphabetは成長が鈍い(Google検索広告は12%増)ものの、より規律あるコスト管理と堅調なクラウド事業により、株価は好調に推移している。
業界分析
広告の二大巨頭は進化している。MetaのAI投資は明らかにエンゲージメントと広告変換に効果を上げているが、それには大きなコストが伴う。減価償却費だけでも34%増の79億ドルに跳ね上がり、MetaのAIクラスターが稼働するにつれてさらに増加すると予想される。ウォール街は、よりバランスの取れたアプローチを取るAlphabetを評価している。Google Cloudは35%成長し、現在は重要な利益貢献者となっている一方、MetaのReality Labsは依然として現金を流出させている。
評価の観点から見ると、Metaは予想PER約24倍で取引されているのに対し、Alphabetは約20倍だ。Metaの成長率が高いにもかかわらず、市場はAI収益化と規制リスク(独占禁止法、プライバシー)に関する不確実性を理由にディスカウントを適用している。一方、Alphabetの多様な収益源と自社株買いは安全網を提供している。
将来展望
投資家にとっての問題は、単に広告戦争に勝っているかどうかではなく、AIに多額の投資をしながら収益性を維持できるかどうかだ。Metaの積極的な支出は、AI駆動のレコメンデーションが広告価格を押し上げ続ければ報われる可能性があるが、ユーザー成長の鈍化や規制の取り締まりがあれば痛みが増幅される可能性がある。検索支配力とクラウドのオプション性を持つAlphabetは、嵐を乗り切る態勢がより整っているように見える。広告収入の格差は縮小し続けると予想されるが、MetaがAIの優位性を一貫した利益率の拡大に結び付けなければ、株価パフォーマンスはさらに乖離するだろう。



